西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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手足 (てあし)

手術、そして最悪な結果へ

アメリカから日本に緊急帰国してからちょうど1ヶ月。とうとう手術の日がきた。ストレッチャーに寝かされ手術室へ運ばれるとき、思わず涙がこぼれた。私は一言「がんばってくるね」と言って手術室へ入っていった。まずは麻酔の精髄注射を打たれた。これは中学1年のときの盲腸の手術で体験済みだったから、さほどつらくはなかった。そして次に口に全身麻酔の呼吸器みたいなのをつけられ、1回吸ったらまぶたがガクーンと重くなり、2回目で私の意識は完全に遠のいた。 手術後2、3日は術後管理病棟に入る。麻酔から目が覚めたとき、私は真っ先に人工肛門になっているかどうかを確かめた。もちろん手足は動かない。あくまでも感覚だが、なんとな [… 続きを読む]

脳転移

本日は夫の代筆です。 昨日、みづきが自己導尿で立ち上がった際に気を失い、突然倒れました。その後すぐに目も覚め、当初は主治医の先生も貧血を疑っていましたが、念のためCTスキャンをしました。しかし、その検査の際にてんかんのような痙攣を起こし、今度は意識を失いました。 CT検査の結果、脳に2カ所程度の腫瘍を認めました。ひとつは直径1.5cm大です。4月のCT検査の際は目視されていませんでしたが、今回、明確な脳転移と診断されました。 今日現在、ようやく軽く言葉を交わすことはできるようになりましたが、目の焦点は定まらず、手足の感覚も完全に回復していません。ここ数日は、痙攣が再度発生する可能性もあるので、 [… 続きを読む]

安らかに息を引き取りました

200808002.jpg 【写真】みづきが書いた七夕短冊です。昏睡状態から覚醒した直後あたりの時期で意識朦朧や手足麻痺が残る中、自分の事ではなく「願い事はただ一つ。家族の健康と幸せ」との願いが書かれてありました。 先日(8月23日)午後6時43分。みづきが他界しました。 私、夫と父母の3人が見守る中、あまりにも安らかな死でした。その日の朝6時頃、血圧、体温、脈拍も計測困難で呼吸が浅くなり、そろそろかもという段階まで一度は行ったものの、その後自然に持ち直して、日中、一時は血圧92までにも回復し、一度だけこちらに話しかけて [… 続きを読む]