昼前 (ひるまえ)
初めて救急車に乗った
ガンを宣告されたその日に帰国を決断、3日で荷物をまとめて日本に帰る準備を整えた。前々から帰ることが分かっていたのではなく、普通に生活していた人がある日突然3日後に帰りなさい、と言われたようなものである。引越しの手配、車の処分、賃貸契約及び公共料金その他もろもろの解約など、目が回る忙しさだったが、それでもけっこうなんとかなるものだなと思った。大腸内視鏡で全部出すものは出してあったおかげで、私の体調もこの3日間だけはさほど悪くはなかったので、本当に助かった。それにしても、今回は長くアメリカに住むつもりで高級家具をそろえたので、それをすべて無料であげてしまうのはなんとも悲しかったが、もうムービングセ [… 続きを読む]
試行錯誤の日々
1週間前くらいから毎日痛みにかなり苦しんでいるが、なかなかうまく痛みを調整する方法が見つからない。とにかくいろいろと試してみて、失敗を繰り返しながら試行錯誤でベストな方法を見つけていかなければいけないのであろう。毎日つらくて涙が出るが、今ががんばり時であるのだと思う。
今日はその第一弾としてある実験を試みたのだが、見事に失敗、撃沈した・・・(^^;)。おかげで昨日より1時間長く復活に時間がかかってしまった・・・。ある実験とはつまりエネマ(=コーヒー浣腸)をやるタイミングのことである。ここ最近の動きとしては、まず起きたら朝一番にロキソニン(痛み止め)を飲み、その後朝の排便をする。そして圧迫痛解消 [… 続きを読む]
音楽療法
昨日の夜も相変わらず痛かったが、あのおとといの夜のような強烈な痛みはなかった。よってなんとか夜中一人で耐えられるぐらいの痛みであったので、主人を起こすことまではしなくて済んだ。
今日の日中も、午前中はまたもや圧迫痛で泣きが入ったが、お昼前に苦しい中なんとかエネマをやって便を出したので(エネマをやるのはとてもつらかったが、やらないともっとつらいと思ったのでがんばった)、圧迫痛からは解放され、午後は通過痛と闘った。でも通過痛のほうがまだマシだ。前にも書いたかもしれないが、通過痛のほうが痛み止めが多少は効果を発揮するからだ。そして何よりも、便がとりあえずは出たわけなので、精神的に楽になる。圧迫痛は、 [… 続きを読む]