西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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作り物 (つくりもの)

人工肛門に対する恐怖

初診で「人工肛門」という言葉を聞き、早速ネットで直腸ガンに関するサイトを中心に調べまくった。すると私の想像していたものとぜんぜん違うものであることが判明。私は単純に自分の肛門が作り物になるだけのことだと思っていたのだが、実際はお腹のところに穴をあけて腸をくっつけ、そこにストーマというビニール袋みたいなものを取り付けて便を受ける・・・というものであった。そしてものすごく処理などに苦労するという話が書いてあった。書いてあることだけでも大変なことが分かるのだから、恐らく実際には書いてないような細かい苦労がもっともっとあるのであろう。現実、私のガン仲間のオストミー(=人工肛門保持者)は、自分が意識でき [… 続きを読む]

国立がんセンターでの初診

初診にこぎつけるまでにいろいろとエピソードがあるのだが、ここではそれは割愛する。とにもかくにもある方々のご尽力のおかげで、日本帰国早々にガンセンターでの初診を受けられることになった。まさかガンセンターの診療券を自分の名前で作ることになろうとは夢にも思わなかったが、実際診療券を手にして、自分のガンとの闘いが今日から始まるのだなという、何か覚悟みたいなものが芽生えた。と同時に、ホテルみたいな病院を目にし、自分の家から近く(なんと徒歩でも20分くらい!)、こんな素敵な、そしてガンに関しては日本で一番のところに罹れることに喜びを感じた。恵まれた環境にあるなーと思った。そしてここで治せないのならもうあき [… 続きを読む]